SNS・動画、47%が参考に=参政・国民への投票多く―参院選出口調査【25参院選】 2025年07月21日 07時33分

国会議事堂=東京都千代田区
国会議事堂=東京都千代田区

 時事通信が20日に行った参院選の出口調査で、投票先を決める際にSNSや動画サイトを参考にしたか尋ねたところ、「参考にした」は「ある程度」を合わせて46.9%だった。「参考にしなかった」は「あまり」を含めて50.0%となった。
 参考にした人の内訳は「参考にした」24.9%、「ある程度参考にした」22.0%。その比例代表での投票先を分析すると、参政党が最も多く、23.9%に上った。2番手は国民民主党の16.5%で、以下、自民党11.5%、れいわ新選組8.8%、日本保守党8.2%、立憲民主党7.0%、日本維新の会5.9%、政治団体「チームみらい」4.4%、公明党3.7%などと続いた。
 今回の参院選では各党がSNSや動画サイトでの訴えに力を入れ、一般の投稿者による「切り抜き動画」などの発信も多くみられた。ただ、そうした情報を参考にした人への訴求力にはばらつきがあったことがうかがえる。
 「あまり参考にしなかった」は10.6%、「参考にしなかった」は39.5%。投票先は多い順に、自民28.5%、立民17.4%、国民民主9.7%、維新8.1%、公明7.9%などだった。 

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