トランプ関税、安保影響も懸念=アジア諸国が米国離れ―自民政調会長 2025年04月29日 06時25分

【ワシントン時事】自民党の小野寺五典政調会長は28日、訪問先のワシントンでシンクタンクのイベントに参加し、トランプ米大統領の高関税政策について「経済だけでなく安全保障の面でも大きな影響がある」として撤回を促した。
小野寺氏は東南アジア諸国の「米国離れ」を招き、アジア地域で影響力を増す中国を利すると警告。日米関税交渉を巡っては、「ウィンウィンの形で決着すること」が夏の参院選の結果を左右するとの認識を示した。