〔ロンドン外為〕円、158円台前半(16日正午) 2024年07月16日 21時03分

 【ロンドン時事】16日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、6月の米小売売上高の発表を控えて様子見姿勢が強い中、1ドル=158円台前半で推移した。正午現在は158円38~48銭と、前日午後4時(157円81~91銭)比57銭の円安・ドル高。
 円は序盤、日本株高などを背景にリスクを取る動きが出て軟調となった。ただ、日本政府・日銀による円売り・ドル買い介入への警戒感がくすぶる中、時間外取引での米長期金利の低下を眺めて円は強含んだ。この後に米小売売上高の発表を控えて様子見ムードも広がった。
 対ユーロは1ユーロ=172円63~73銭(前日午後4時は172円30~40銭)と、33銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0894~0904ドル(同1.0912~0922ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2962~2972ドル(同1.2978~2988ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8952~8962フラン(同0.8945~8955フラン)。

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