〔東京株式〕500円超高=買い広がる(26日後場中盤) 2025年06月26日 13時48分

 (13時40分)日経平均株価の上げ幅は前日比500円を超えた。「値がさの半導体株主導で日経平均が大きく上昇し、先物の買いが入って裁定買いを誘うという循環になっている」(銀行系証券)。日経平均の上昇を見て、225構成銘柄以外にも買いが入り、東証株価指数(TOPIX)も堅調に推移している。配当金の再投資が需給を下支えするとの見方も買い安心感につながっているとされる。
 一方で、引き続き自動車株は上値が重い。長期金利が低下基調にある中で銀行株も買いが強まらない。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比420円08銭高の3万9362円15銭で始まった。前場に引き続き半導体関連株がけん引しており、日経平均はこの日の高値付近でもみ合っている。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比407円78銭高の3万9349円85銭、東証株価指数(TOPIX)は7.76ポイント高の2790.00と、ともに続伸。日経平均は2月中旬以来、約4カ月ぶりに3万9000円台を回復した。前日の米ハイテク株高を追い風に、半導体関連など値がさ株に買いが集まった。一方で、自動車株や銀行株は軟調だった。
 65%の銘柄が値上がりし、31%が値下がりした。出来高は7億8589万株、売買代金は2兆2311億円。
 業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、ガラス・土石製品、卸売業、機械などが上昇。下落は精密機器、医薬品、銀行業など。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高3億6315万株。
 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに反落。

 (10時05分)日経平均株価は、寄り付きで約4カ月ぶりに3万9000円台を回復した後も上げ幅を拡大している。半導体関連など値がさ株への買いが指数の上昇をけん引している。一方で自動車や大手銀行株は軟調だ。
 市場関係者は「米株先物が時間外取引で底堅く推移すれば、きょうの東京市場の半導体やハイテク関連株も堅調な動きになるのではないか」(大手証券)と指摘していた。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比130円07銭高の3万9072円14銭と上昇して始まった。取引時間中に3万9000円を上回るのは2月19日以来、約4カ月ぶり。米ハイテク株高を受け、値がさの半導体関連株などが買われている。

注目ニュース