〔東京株式〕堅調=アジア株上昇(20日後場寄り付き) 2025年01月20日 12時36分

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前営業日比487円39銭高の3万8938円85銭で始まった。アジアの主要株価指数もおおむね上昇するなど、世界的にリスク回避姿勢がいったん和らいでいることがうかがわれ、日経平均は後場も堅調さを保っている。

 (前引け)【プライム】前場の日経平均株価の終値は前営業日比497円01銭高の3万8948円47銭、東証株価指数(TOPIX)は36.37ポイント高の2715.79と、ともに反発。前週末の米国株の上昇を受けて投資家心理がいくぶん上向く中、値頃感による買いや持ち高調整の買いが入って幅広い業種が上昇した。
 87%の銘柄が値上がりし、11%が値下がりした。出来高は7億6649万株、売買代金は1兆7299億円。
 業種別株価指数(33業種)は輸送用機器、医薬品、電気機器、精密機器が上昇率上位。下落は海運業、その他製品の2業種。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅続伸。出来高2億0474万株。
 【グロース】グロース250とグロースCoreは反発。

 (10時19分)日経平均株価は500円超上昇するなど、上げ幅を広げている。前週末の米国市場の物色を映し、東エレク〈8035〉やアドバンテス〈6857〉など半導体関連株が値を上げ、日経平均の上昇をけん引している。最近下落が目立っていた第一三共〈4568〉の大幅反発なども、指数を押し上げている。ただ、プライム市場全体の売買代金は伸びていない。「米株高を見た買い戻しは入っているが、注目イベントを前に動かないという投資家も少なくないようだ」(国内証券)という。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は前営業日比220円31銭高の3万8671円77銭と反発して始まった。前週末の米国株が上昇した流れを引き継ぎ、幅広い業種で買いが先行している。

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