〔東京株式〕しっかり=4万円試すも届かず(2日前場) 2024年07月02日 11時50分

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比149円52銭高の3万9780円58銭としっかり。東証株価指数(TOPIX)は21.93ポイント高の2846.21。金利上昇を受けて朝から銀行など金融株が買われて相場を下支えした。売りが先行した値がさハイテク株も持ち直し、日経平均は一時4万円に迫る場面も見られたが、利食いも出て伸び悩んだ。
 51%の銘柄が値上がりし、45%が値下がりした。出来高は8億8988万株、売買代金は2兆1346億円。
 業種別株価指数(33業種)は鉱業、保険業、証券・商品先物取引業などの上昇率が大きかった。下落はパルプ・紙、倉庫・運輸関連業、陸運業など。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅上昇。出来高は1億8950万株。
 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続落。

 (10時22分)日経平均株価はプラスに転じている。朝方の売りが一巡すると「先物に買いが入り、値がさハイテク株の一角も持ち直している」(中堅証券)という。「先週から4万円が意識されており、底堅いとみると上を試す動きが出る」(同)ようだ。金利上昇を背景に保険業や銀行など金融株が買われ、日経平均に比べて東証株価指数(TOPIX)の上昇率が大きくなっている。

 (寄り付き)先物が夜間取引で下落した流れを引き継ぎ、値がさ株の一角で売りが先行。日経平均株価は前日比87円45銭安の3万9543円61銭と下落して始まった。

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