〔東京株式〕3万9000円台に上昇=ザラバの最高値更新(22日後場寄り付き) 2024年02月22日 12時38分

 (後場寄り)日経平均株価は後場も堅調を持続し、3万9000円台に上昇。ザラバでの過去最高値を更新した。スクリン〈7735〉、ソフトバンクG〈9984〉が一段高。

 (前引け)【プライム】米半導体大手エヌビディアの好決算を受けて日本の半導体関連株が買われ、日経平均株価を押し上げた。一時は3万8924円88銭まで上昇し、終値の過去最高値(3万8915円87銭)を上回った。午前の終値は前日比651円68銭高の3万8913円84銭と大幅反発。東証株価指数(TOPIX)も28.94ポイント高の2656.24と反発した。
 63%の銘柄が値上がりし、値下がりは33%。出来高は8億2940万株、売買代金は2兆7672億円。
 業種別株価指数(33業種)では輸送用機器、電気機器、機械の上昇が目立った。下落は医薬品、サービス業、ゴム製品。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は強含み。出来高2億4049万株。
 【グロース】グロースCoreは軟調。グロース250は変わらず。

 (10時16分)日経平均株価は高値圏でもみ合いとなり、午前10時16分に3万8924円88銭まで上昇。1989年末に付けた終値での史上最高値(3万8915円87銭)を上回った。
 米エヌビディアの好決算を受けて、東エレク〈8035〉やアドバンテス〈6857〉などの半導体関連株が上昇し、日経平均を押し上げている。利益確定売りに押される場面もあるが、押し目買いも入り、勢いを持続している。
 市場関係者は「半導体だけでなく全般がしっかりしている。(買う人だけでなく)売っている人も多く、売買代金はいつもより多め」(東海東京調査センターの仙石誠氏)と指摘していた。

 (寄り付き)米半導体大手エヌビディアの好決算を受けて半導体関連株に買いが先行した。日経平均株価は反発してスタートした。始値は前日比245円91銭高の3万8508円07銭。

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