〔東京株式〕上値重い=AI関連が支えるも、プライム6割下落(23日前場中盤) 2025年01月23日 10時28分

 (10時20分)日経平均株価は一時前日終値近辺まで押され、東証株価指数(TOPIX)はマイナス圏に沈む場面があるなど、株価指数は上値が重い。「寄り後は買いの勢いがなくなっている。関税など米トランプ政権の経済政策に不透明さがある上、日銀の金融政策決定会合もあり、様子見姿勢が出やすい」(大手証券)とされ、プライム銘柄の6割は下落している。ソフトバンクG〈9984〉やアドバンテス〈6857〉、フジクラ〈5803〉など米国の人工知能(AI)インフラ構築に関連した銘柄の一角は引き続き値を上げて相場を支えているが、「これら値がさ株が値を消すと、日経平均もマイナスに転じる可能性がある」(同)という。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は前日比163円81銭高の3万9810円06銭と上昇して始まった。前日の米国株高を引き継ぎ、買いが先行している。

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