〔ロンドン外為〕円、155円台後半(22日正午) 2025年01月22日 21時23分

 【ロンドン時事】22日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが進み、1ドル=155円台後半に下落した。正午現在は155円82~92銭と、前日午後4時(155円29~39銭)比53銭の円安・ドル高。
 トランプ米政権が対中関税を導入する可能性を背景に、米インフレ再燃が懸念される中、円相場は時間外取引での米金利の動向を眺めた展開となった。円は朝方、米金利の低下を受けて155円55銭前後に上昇。その後、米金利が反発しすると、円はじり安となった。
 対ユーロは1ユーロ=162円73~83銭(前日午後4時は161円52~62銭)と、1円21銭の大幅な円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0438~0448ドル(同1.0395~0405ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2352~2362ドル(同1.2294~2304ドル)。

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