〔東京株式〕小幅上昇=上値重い(18日前場) 2024年10月18日 11時48分

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前日比147円13銭高の3万9058円32銭と小幅に上昇して取引を終了した。円安や堅調な米国株の動きを受け、前日まで下落した反動で上昇。一方で半導体株の一角が売られるなど上値は重い展開となった。東証株価指数(TOPIX)は、8.23ポイント高の2696.06で終了。
 54%の銘柄が値上がりし、41%が値下がりした。出来高は7億1558万株、売買代金は1兆8411億円。
 業種別株価指数(33業種)は機械、精密機器、銀行業などが上昇。石油・石炭製品、ゴム製品、電気・ガス業などが下落した。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅上昇。出来高1億4223万株。
 【グロース】グロース250は小幅続落。グロースCoreは反落。

 (10時05分)日経平均株価は寄り付き直後にきょうの高値を付けた後、上げ幅を縮小。3万9000円近辺でのもみ合いとなっている。日経平均はファーストリテ〈9983〉が指数をけん引する一方で、東エレク〈8035〉やアドバンテス〈6857〉など半導体株の一角が売られている。市場関係者は「半導体の中でも生成AIに絡まない銘柄は難しい」(中堅粧券)との声が聞かれた。

 (寄り付き)午前の日経平均株価は、前日比181円28銭高の3万9092円47銭と小幅に反発して始まった。為替が1ドル=150円台と円安に振れていることから買いが優勢となり、寄り付きから3万9000円台を回復している。

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