静岡・八十二・山梨中央がファンド=地銀3行、事業承継支援で30億円 2025年09月01日 18時57分

写真左から静岡、八十二、山梨中央各銀行の看板
写真左から静岡、八十二、山梨中央各銀行の看板

 静岡銀行と長野県が地盤の八十二銀行、山梨中央銀行の地方銀行3行は1日、中小企業の事業承継を支援する投資ファンドを設立したと発表した。総額30億円規模で、地域の雇用維持と経済活性化への寄与を目指す。
 3行は今年3月、地方創生実現に向けて広域的に連携する包括業務提携「富士山・アルプス アライアンス」を締結。ファンドは具体的な協業の取り組みの第1弾となる。
 ファンドの運営や管理は静岡銀傘下の静岡キャピタルが担う。静岡、長野、山梨各県に本拠地を置く中小企業が投資対象で、業種は絞らず、事業承継や新事業開拓を模索する企業を支援する。 

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