米、少年野球団にビザ発給拒否=ベネズエラ、大会出場できず 2025年07月27日 06時36分

【ワシントン時事】米南部サウスカロライナ州で開幕した少年野球世界大会の出場権を得ていたベネズエラのチームが、米政府にビザ(査証)発給を拒否され、参加を断念していたことが26日、分かった。主催団体が明らかにした。トランプ政権の移民排斥の影響が青少年スポーツにも飛び火した格好だ。
この大会はシニアリーグ・ワールドシリーズ。ベネズエラは中南米予選で優勝して出場権を勝ち取ったが、準優勝のメキシコのチームが繰り上がって出場することが決まった。主催団体は声明で「この結果は非常に残念で、特に若い選手たちにとって大きな失望だ」と遺憾の意を表明した。