核軍縮枠組み延長に意欲=トランプ氏、来年2月までに 2025年07月26日 06時22分
【ワシントン時事】トランプ米大統領は25日、ロシアとの間に唯一残る核軍縮枠組みの新戦略兵器削減条約(新START)の延長に向けた協議開始に意欲を示した。新STARTは来年2月に期限切れを迎える。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に「合意が失効するのは望ましくない」と強調。その上で「その問題に取り組むつもりだ」と述べた。
トランプ氏は政権1期目で、中国を含めた核軍縮体制の構築を主張し、新START延長を巡るロシアとの協議はまとまらなかった。後を継いだバイデン前政権が期限切れ直前の2021年2月に5年間の延長で合意していた。