仏大統領夫妻、米インフルエンサーを提訴=「夫人は元男」配信で名誉毀損 2025年07月24日 14時08分

フランスのマクロン大統領(47)とブリジット夫人(72)は23日、米女性インフルエンサーが「夫人は生まれた時は男性だった」などの誤情報を発信したのは名誉毀損(きそん)に当たるとして、懲罰的損害賠償を求める訴訟を米東部デラウェア州の裁判所に起こした。ロイター通信などが伝えた。
報道によると、右派に影響力のあるキャンディス・オーウェンズ氏はポッドキャストやユーチューブで、夫人が男性として生まれ、他人に成り代わって女性になったなどと主張する番組を配信した。同氏はX(旧ツイッター)で690万人以上のフォロワー、ユーチューブで約450万人のチャンネル登録者を抱え、番組はユーチューブなどで230万回以上視聴された。