米中外務次官が電話会談=「意思疎通の維持」確認 2025年05月23日 14時20分

【北京時事】ランドー米国務副長官と中国の馬朝旭外務次官が22日、電話で会談し、米中関係の重要性を確認するとともに、意思疎通を維持していくことで一致した。米中両政府が発表した。
米中は今月、相互に課していた追加関税を大幅に引き下げ、貿易戦争は「一時休戦」となっている。
馬氏は20日には、北京に着任したばかりのパデュー米大使と会談した。パデュー氏は会談後、X(旧ツイッター)に「トランプ大統領の優先事項を伝えた」と投稿。中国側の発表によると、馬氏は「中国は自らの発展の利益を断固として守る」と語り、両国関係の安定化に向けて米側に「歩み寄り」を求めた。