ルワンダ、ベルギーと外交関係断絶=コンゴ紛争巡り応酬 2025年03月18日 00時23分

【ロンドン時事】アフリカ中部ルワンダ政府は17日、ベルギーとの外交関係を断絶したと発表した。コンゴ(旧ザイール)東部での紛争を巡り、ベルギーが「うそや情報操作を通じてルワンダへの敵対的世論を形成している」と主張。ベルギーも同日、ルワンダに対し同様の措置を取ると表明した。
ルワンダ政府は声明で、隣国コンゴでの紛争を巡りベルギーが「明らかに一方の側に付いた」と批判。「即時の外交関係の断絶」を通達し、全外交官に48時間以内に出国するよう要求した。これに対し、ベルギーのプレヴォ外相はX(旧ツイッター)で「不相応な対応だ」と反発し、ルワンダの外交官を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)と見なす」と述べた。