鉄鋼・アルミ関税を協議=カナダ財務相らと―米商務長官 2025年03月14日 12時18分

【ワシントン時事】米商務省は13日、ラトニック商務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表が、カナダのルブラン財務相、シャンパーニュ革新・科学・産業相らと会談したと発表した。トランプ米政権による鉄鋼とアルミニウムへの追加関税や、公正な貿易について協議した。
トランプ大統領はカナダへの批判を強めており、両国関係は悪化している。ロイター通信によると、ルブラン氏は、会談は建設的だったと評価し、協議を継続することで合意したと記者団に明らかにした。
米商務省によると、会談では双方が「両国関係の力強さと歴史」を確認。貿易問題を巡って意見交換した。鉄鋼・アルミ関税への対抗措置として、米国の一部地域への送電に輸出税を課すと発表し、後に撤回したカナダ・オンタリオ州のフォード首相も同席した。