米上院、FBI長官承認=トランプ氏の「忠臣」 2025年02月21日 08時08分

【ワシントン時事】米上院は20日、連邦捜査局(FBI)長官にカシュ・パテル氏を充てる人事案を賛成多数で承認した。パテル氏はトランプ大統領の「忠臣」として知られ、トランプ氏による捜査当局の掌握が進む可能性がある。
上院本会議での投票は賛成51票、反対49票だった。
パテル氏は過去にトランプ氏の政敵らへの報復を主張したほか、FBIを「ディープステート(闇の政府)」と批判してきた。ただ、公聴会などでは報復を否定し、犯罪の取り締まり強化を通じてFBIの信頼回復に努める考えを示していた。