住宅街で突然の道路陥没=埼玉事故も報道―英 2025年02月21日 07時48分

20日、英南部サリー州ゴッドストーンの住宅街で陥没した道路(EPA時事)
20日、英南部サリー州ゴッドストーンの住宅街で陥没した道路(EPA時事)

 【ロンドン時事】英南部サリー州ゴッドストーンの住宅街で道路が突然陥没し、周辺住民が避難を余儀なくされている。地元メディアは、前兆なしに起きた類似の事例として、1月に発生した埼玉県八潮市の道路陥没事故を伝えている。
 サリー州の陥没は17日夜に発生。幅が1車線程度、長さは約20メートルに拡大した。翌日には付近で二つ目の陥没が確認された。道路の下を通る水道管の破裂が原因との見方が出ている。
 道路が封鎖され、周辺が立ち入り禁止となったため、19日までに約30世帯の住民が避難した。負傷者はいないもようだが、住民が帰宅できるまでに数カ月かかる可能性があるという。
 今回の事故を受け、陥没が起きるメカニズムと共に、世界各地で同様の事故が発生していることが報じられている。スカイニューズは「日本の八潮市では、プール大の陥没した穴にトラックと運転手がのみ込まれた」と伝えた。 

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