元挺身隊員7人に支給=日本企業の賠償肩代わり―韓国 2024年12月11日 19時46分
【ソウル時事】戦時中に日本に動員された元女子勤労挺身(ていしん)隊員らが日本企業に賠償を求めた訴訟で、日本企業の損害賠償を肩代わりする韓国政府傘下の財団が、元隊員ら7人に賠償金相当額と遅延利子を支給したことが11日、分かった。支給は9日付。
韓国外務省や財団関係者によると、7人は不二越や三菱重工業を相手取った訴訟を提起。2023年以降、韓国最高裁で日本企業側に賠償を命じる確定判決が出ていた。韓国政府は23年3月、徴用問題の解決策として、政府傘下の財団が日本企業の賠償を支払うと発表した。