南部の病院で280人超の遺体発見=ラファ侵攻は6週間想定か―ガザ 2024年04月23日 07時23分

パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスにあるナセル病院の敷地内で遺体を掘り出す作業中の医療関係者=21日(AFP時事)
パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスにあるナセル病院の敷地内で遺体を掘り出す作業中の医療関係者=21日(AFP時事)

 【カイロ時事】ロイター通信は22日、パレスチナ自治区ガザ当局者の話として、南部ハンユニスのナセル病院の敷地からこの1週間で遺体283体が発見されたと報じた。イスラエルは交戦を続けるイスラム組織ハマスの拠点だとして同病院に突入していた。
 当局者の説明によると、敷地内で少なくとも3カ所の「集団墓地」が見つかり、遺体の掘り出しはまだ1カ所目という。同当局者は、イスラエル軍が「処刑を行った」と主張。遺体を埋めて隠蔽(いんぺい)しようとしたと訴えた。イスラエル側は処刑を否定している。
 イスラエル軍は、ハマスの大隊が残っていると見ているガザ最南部ラファへの地上作戦を計画。ネタニヤフ首相は21日、「(ハマスに)さらなる痛みを伴う打撃を加える」と述べており、近く計画が実行される可能性がある。
 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は22日、イスラエルの計画について説明を受けたエジプト当局者の話として、地上侵攻に先立つラファからの民間人退避に2~3週間、イスラエル軍のハマス掃討作戦に少なくとも6週間かかると伝えた。 

海外経済ニュース