親中派首相、議席守る=政権維持は予断許さず―ソロモン諸島 2024年04月20日 14時55分

ソロモン諸島のソガバレ首相(手前)=2023年7月、ホニアラ(AFP時事)
ソロモン諸島のソガバレ首相(手前)=2023年7月、ホニアラ(AFP時事)

 【シドニー時事】太平洋の島国ソロモン諸島の総選挙で、中国と緊密な関係を築いてきたソガバレ首相が自身の選挙区で接戦を制し、議席を守った。選挙管理委員会が20日、発表した。他の選挙区では、対中関係の見直しを唱える主要野党や無所属の候補も議席を獲得しており、ソガバレ氏が政権を維持できるかどうかは予断を許さない。大勢判明は22日ごろの見通しだ。
 選管によると、17日に投票された小選挙区でのソガバレ氏の得票は1808票で、1549票だった次点の野党候補に詰め寄られた。ソガバレ政権は2019年に台湾と断交して中国と国交を樹立、22年に中国と安全保障協定を結んでおり、主要野党は過度な中国依存を見直すよう訴えている。
 同時に行われた地方議会選挙では、親中派のマライタ州首相マーティン・フィニ氏が落選した。 

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