イラン追加制裁を支持=ドローン関連企業など対象―EU首脳 2024年04月18日 09時38分

17日、ブリュッセルで、欧州連合(EU)臨時首脳会議に臨むミシェルEU大統領(AFP時事)
17日、ブリュッセルで、欧州連合(EU)臨時首脳会議に臨むミシェルEU大統領(AFP時事)

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)は17日、ブリュッセルで開いた臨時首脳会議で、イスラエルに大規模攻撃を行ったイランについて、ドローンやミサイル関連企業などに追加制裁を行う方針で一致した。EUのミシェル大統領が初日の討議後、記者団に明らかにした。
 会議は2日間の日程。初日はロシアの侵攻が続くウクライナへの軍事支援についても話し合い、同国に防空システムを「緊急で提供する必要性がある」ことを確認した。18日はEUの競争力強化を巡り討議する見通し。
 EUは採択した文書で、イランの攻撃を改めて非難した上で、同国や親イラン派組織に「全ての攻撃の停止と最大限の自制」を呼び掛けた。ミシェル氏は「イランを孤立させるためにあらゆることを行うのが重要だ」との認識を示した。 

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