北朝鮮衛星、発射延期か=準備継続で近く打ち上げも―米分析 2024年04月17日 08時43分

北朝鮮の西海衛星発射場の展望台を捉えた衛星写真=左は8日、右は10日撮影(CSIS/Beyond Parallel/Airbus DS 2024提供)
北朝鮮の西海衛星発射場の展望台を捉えた衛星写真=左は8日、右は10日撮影(CSIS/Beyond Parallel/Airbus DS 2024提供)

 【ワシントン時事】米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は16日、衛星写真の分析から、北朝鮮が軍事偵察衛星の打ち上げを一時中止し、延期していた可能性があると発表した。ただ、準備は継続しているもようで、近く打ち上げる可能性があるという。
 北朝鮮・北西部の東倉里にある「西海衛星発射場」の8~10日の様子を撮影した。写真では、展望台や管理施設付近で8日に確認された複数の車両が10日になくなっており、CSISは「理由は不明だが、延期された」と分析。ただ、一部車両が残っており、近い将来に打ち上げが行われる見通しだとも指摘した。 

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