AI開発、幅広い選択肢強み=米グーグルクラウド部門トップ 2024年04月11日 11時14分

記者会見する米グーグルのクラウド部門のクリアン最高経営責任者(CEO)=10日、米ネバダ州ラスベガス
記者会見する米グーグルのクラウド部門のクリアン最高経営責任者(CEO)=10日、米ネバダ州ラスベガス

 【ラスベガス時事】米グーグルのクラウド部門を率いるクリアン最高経営責任者(CEO)は10日、生成AI(人工知能)を使ったアプリ開発が加速する中、基盤モデルや周辺技術など幅広い選択肢を提供していることが同社の強みだと強調した。クラウド事業で先行するアマゾン・ドット・コムとマイクロソフトの米2社を猛追する。
 ネバダ州ラスベガスで開かれているクラウド事業イベントに合わせ、記者会見した。クリアン氏は「商品が一つしかない生鮮食品店に人々が行かないのと同じだ」と説明。9日にはAIアプリの開発を容易にするサービスの拡充を発表した。
 グーグル・クラウド・ジャパンの平手智行代表も10日、取材に応じ、「日本企業の現場力やアイデアは世界に誇れるものだ」と強調。IT企業の技術的な制約で実現できなかったサービスが、生成AIの登場で開発できるようになったと話した。 

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取材に応じるグーグル・クラウド・ジャパンの平手智行代表=10日、米ネバダ州ラスベガス
取材に応じるグーグル・クラウド・ジャパンの平手智行代表=10日、米ネバダ州ラスベガス

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