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　【ワシントン時事】バイデン米大統領のジル夫人が、大統領一家の飼い猫「ウィロー」を主人公にした絵本を執筆した。６月に出版される。ウィローが「ファーストキャット」としてホワイトハウスに迎え入れられるいきさつをつづった物語という。
　出版社サイモン・アンド・シュスターが２６日発表した。題名は「ホワイトハウスの猫ウィロー」。児童文学作家との共著で、絵はイラストレーターが担当し、価格は１９．９９ドル（約３０００円）。
　ジル夫人は声明で「ウィローは部屋から部屋へと飛び回り、新しい家の歴史を探検しながら、ホワイトハウスを運営する全ての素晴らしい人々と仲良くなった」と説明した。出版社のアンダーソン社長は「心温まる絵本で、老若男女が楽しめるだろう」と太鼓判を押す。
　ウィローは短毛種の４歳の雌。２０２０年の大統領選期間中、東部ペンシルベニア州で応援演説をしていたジル夫人の演台に迷い込んできた。２２年にホワイトハウスへ迎えられた。
　大統領一家の愛犬「メジャー」と「コマンダー」は、いずれも警護官らにかみつくなどの問題行動が相次ぎ、ホワイトハウスを追い出された。ウィローに関し、これまで大きなトラブルは伝えられていない。　

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