問題広告削除、6%増の55億件=グーグル、生成AIで対策強化 2024年03月28日 05時41分

 【シリコンバレー時事】米グーグルは27日、2023年のデジタル広告の安全性に関する報告書を公表した。削除や掲載を拒否した件数は前年比6%増の55億件。最新の生成AI(人工知能)基盤モデル「ジェミニ」を問題検知に使い、対策を強化したという。
 最も多かったのはマルウエア(悪意あるソフトウエア)を含む広告で、10億4000万件だった。不当表示や詐欺なども確認された。この他、規約違反があった広告主のアカウント1270万件にも対処したが、件数は前年のおよそ2倍に増加したという。 

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