ガザ人質解放で米が妥協案か=カタールでの休戦交渉 2024年03月24日 07時01分

イスラエルのネタニヤフ首相=1月7日、テルアビブ(AFP時事)
イスラエルのネタニヤフ首相=1月7日、テルアビブ(AFP時事)

 【イスタンブール時事】パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止と人質解放を巡る交渉で、イスラエル紙ハーレツ(電子版)などは23日、カタールなどと共に仲介役を担う米国が、イスラエルで収監中のパレスチナ人囚人と人質の交換条件を巡って妥協案を提示したと伝えた。イスラエルは受け入れる姿勢を示したが、ハマスの回答を待っているという。
 イスラエルとハマスの間接交渉はカタールの首都ドーハで、イスラエル対外情報機関モサドのバルネア長官や米中央情報局(CIA)のバーンズ長官、カタールやエジプトの高官を交えて行われた。AFP通信は24日、バルネア氏とバーンズ氏が23日中にドーハからそれぞれ自国に出発したと報じた。米国案の詳細は不明だが、ガザで拘束下の人質と囚人の比率に関する内容とみられる。 

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