米軍艦艇の日本での修理協議か=国防総省高官の訪問で 2024年03月22日 14時04分

米海軍第7艦隊の原子力空母「ロナルド・レーガン」=2017年9月、神奈川県横須賀市
米海軍第7艦隊の原子力空母「ロナルド・レーガン」=2017年9月、神奈川県横須賀市

 【ワシントン時事】米国防総省は21日、ローマン国防次官補(持続性担当)らが日本を含むインド太平洋地域を訪問し、各政府高官と防衛装備品の整備や修理などのネットワーク構築を協議したと発表した。米国では台湾有事を念頭に、艦艇の修理を日本などで行う案が浮上しており、今回の訪問でも議題になったとみられる。
 発表によると、今回の訪問団には米軍の統合参謀本部や各司令部の兵たん責任者らも参加。今月10~20日に日本とオーストラリア、フィリピンを訪れた。
 同省は声明で「会談では同盟国との関係を強化し、維持能力を高め、防衛産業基盤の回復力強化を中心に協議した」と説明。「整備・修理能力のネットワークを構築することも話し合った」と述べた。 

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