米国務長官が中東入り=サウジ外相とガザ協議 2024年03月21日 08時33分

 【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官は20日、サウジアラビアを訪問し、ファイサル外相と会談した。両氏は、人道危機に陥るパレスチナ自治区ガザの情勢について意見交換し、ガザの戦後統治について議論した。米国務省が発表した。
 昨年10月にイスラエルとイスラム組織ハマスが衝突して以降、ブリンケン氏の中東入りは6回目。21日にはエジプトを訪れる見通し。ロイター通信によると、22日にイスラエルを訪問する。
 ブリンケン氏は中東訪問で、サウジやエジプトなどアラブ諸国の高官らと協議を重ね、ガザでの戦闘休止や人道支援拡大を目指す考え。ファイサル氏との会談では戦闘休止に向け、「緊密な連携を続けていくことが重要だ」と強調した。 

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