ラファ侵攻に「深い懸念」=イスラエル首相に翻意迫る―米大統領 2024年03月19日 07時24分

18日、ホワイトハウスで演説するバイデン米大統領(AFP時事)
18日、ホワイトハウスで演説するバイデン米大統領(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は18日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、パレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの軍事侵攻に「深い懸念」を表明した。ラファ侵攻の構えを崩さないネタニヤフ氏に翻意を迫った形だが、応じるかは不明。米政府高官が明らかにした。
 バイデン氏はまた、イスラエル政府高官を数日以内に訪米させ、ラファに本格侵攻せずイスラム組織ハマスの幹部だけを標的とする代替策に関する協議に応じるよう要請。ネタニヤフ氏は派遣に同意したという。 

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