トルコ大統領、プーチン氏に祝意=対ウクライナ仲介用意を伝達 2024年03月19日 06時11分

 【イスタンブール時事】トルコ大統領府によると、エルドアン大統領は18日、通算5選を決めたロシアのプーチン大統領と電話で会談し、祝意を伝えた。トルコは北大西洋条約機構(NATO)加盟国ながら、ロシアとはウクライナ侵攻後も良好な関係を維持しており、エルドアン氏は「トルコとロシアの関係が新たな時代も前向きに続くと確信している」と語った。
 エルドアン氏はまた、ロシアとウクライナの間で「交渉の席に戻るよう、あらゆる仲介的な役割を担う用意がある」と伝えた。同氏は今月8日にトルコを訪問したウクライナのゼレンスキー大統領との会談後も、「交渉に基づく公正な平和によって、戦争を終結させる努力を続ける」と和平仲介に意欲を示していた。 

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