〔東京株式〕下げ幅拡大=休日前に売られやすく(25日後場中盤) 2025年07月25日 13時50分
(13時47分)日経平均株価は下げ幅拡大。前日までの上昇ペースが速かったため、「休日を前に利益確定の動きが出やすい」(大手証券)とされ、後場も売りに押され気味の展開が続いている。プライム市場の値下がり銘柄数は前引け時点に比べて若干増えている。
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比241円29銭安の4万1585円05銭で始まった。引き続き大型株の下落が指数の重しになっており、日経平均はマイナス圏で軟調に推移している。
(前引け)【プライム】前場の日経平均株価の終値は前日比256円10銭安の4万1570円24銭、東証株価指数(TOPIX)は18.78ポイント安の2958.77と、ともに反落。前日までの急上昇を受けた利益確定の売りが大型株中心に出た。ただ、押し目買いも入り、株価指数の下げ幅は限られた。
41%の銘柄が値下がりし、54%が値上がりした。出来高は8億8433万株、売買代金は2兆2842億円。
業種別株価指数(33業種)は化学、鉄鋼、輸送用機器、ゴム製品などが下落した。海運業、倉庫・運輸関連業などは上昇。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高2億3383万株。
【グロース】グロース250は小幅高。グロースCoreは続落。
(10時22分)日経平均株価はマイナス圏でもみ合っている。日米関税交渉の合意を受けた買いの勢いはいったん止まり、大型株中心に売りに押されている。ただ、「買いそびれた投資家から押し目買いが入っているとみられ、前日まで急上昇した割に、下げ幅は小さい」(中堅証券)という。業績予想を引き下げた信越化の売りが強まって売買代金3位になり、大幅減益決算を発表した三菱自も下落率が大きめになっている。日米関税交渉がひとまず合意に至ったことで、「市場の関心は徐々に個別の業績に移っている」(大手証券)との指摘もあった。
(寄り付き)日経平均株価は前日比65円76銭安の4万1760円58銭と小幅に下落して始まった。前日までの急上昇の反動で売りが先行している。