〔東京株式〕下落=米関税警戒で様子見(7日前場) 2025年07月07日 11時49分
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比182円47銭安の3万9628円41銭、東証株価指数(TOPIX)は12.59ポイント安の2815.36と、ともに下落した。米国による関税引き上げが警戒され、自動車など輸出関連業種は総じて軟調だった。米国の関税率発表を前に様子見姿勢は強く、売買代金は伸びなかった。
51%の銘柄が値下がりし、46%が値上がりした。出来高は6億3162万株、売買代金は1兆6891億円。
業種別株価指数(33業種)は、鉱業、非鉄金属、銀行業などが下落。小売業、サービス業、パルプ・紙などが上昇した。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高は3億2056万株。
【グロース】グロース250は続伸。グロースCoreは小幅高。
(10時13分)日経平均株価は寄り付き後から下げ幅をやや拡大している。米国による対日関税への警戒感からポジション調整の売りを出す投資家が増えているとみられる。また、「通期見通しを下方修正した安川電〈6506〉など、中国向けの売り上げ割合が比較的高い企業が値下がりしている」(大手証券)と話しており、日経平均のマイナスに影響している。
(寄り付き)日経平均株価は前週末比81円32銭安の3万9729円56銭と小幅安で始まった。米国の高関税政策への警戒感を背景に自動車など輸出関連業種の一角に売りが出ている。