〔東京株式〕もみ合い=前場の流れ引き継ぐ(18日後場寄り付き) 2025年06月18日 12時35分
(後場寄り)後場の日経平均株価は前日比235円19銭高の3万8771円93銭と前場の終値付近でもみ合っている。前場に引き続き、ファーストリテ〈9983〉など値がさ株の一角が買われ指数を押し上げている。
(前引け)【プライム】中東リスクの高まりを嫌気し、朝方値下がりして始まった日経平均株価は、長期金利低下や原油価格の上昇一服を好材料視しプラス圏に浮上した。米株先物が時間外取引で堅調に推移したことも追い風となった。午前の終値は前日比255円06銭高の3万8791円80銭と上昇。東証株価指数(TOPIX)は、14.74ポイント高の2801.69。
64%の銘柄が値上がりし、32%が値下がりした。出来高は7億6088万株、売買代金は1兆9988億円。
業種別株価指数(33業種)はその他製品、精密機器、建設業などが上昇。下落は鉄鋼、非鉄金属、機械など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅高。出来高4億9223万株。
【グロース】グロース250、グロースCoreは上昇。
(10時10分)朝方下落して始まった日経平均株価は切り返した。寄り付き時にはマイナス圏で推移していたファーストリテ〈9983〉がプラス圏に浮上し、指数を押し上げている。新型家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ2」の販売好調を受け任天堂〈7974〉が買われ、年初来高値を更新していることも寄与している。
市場関係者は「中東情勢が不透明な中ではあるが、前日に比べて円安に振れていることが日本株の下支えになっているかもしれない」(大手証券)と話していた。
(寄り付き)日経平均株価は前日比172円58銭安の3万8364円16銭と下落して始まった。中東情勢の悪化懸念が強まり、前日の米国市場で主要株価指数がそろって下落した流れを引き継いでいる。東エレク〈8035〉など値がさ株の一角が売られ、指数を押し下げている。