〔東京株式〕上げ幅縮小=材料なく(1日後場寄り付き) 2025年04月01日 12時40分

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比198円45銭高の3万5816円01銭で始まった。前場終値に比べ上げ幅を縮小している。朝方は上昇したものの3万6000円近辺で売りに押される展開。後場に入っても目立った材料がなく小動きとなっている。

 (前引け)【プライム】前場の日経平均株価は前日比208円03銭高の3万5825円59銭と上昇して終了した。米国株式の回復を支えに、前日の大幅下落から自律反発の動きが強まった。とはいえ、米政権の関税政策に対する不透明感が引き続き重しとなり上値は抑えられた。東証株価指数(TOPIX)は、17.18ポイント高の2675.91。
 68%の銘柄が値上がりし、28%が値下がりした。出来高は7億4351万株、売買代金は1兆8042億円。
 業種別株価指数(33業種)は医薬品、その他製品、電気・ガス業などが上昇。非鉄金属、精密機器、銀行業が下落した。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高2億4157万株。
 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続落。

 (10時01分)日経平均株価は、寄り付き後に一時前日比400円超上昇し3万6000円台を回復した。その後は買いが一巡し、3万5800円前後で推移している。
 前日の大幅下落の反動から、寄り付き後には東証プライム市場の8割超の銘柄が上昇したが、徐々に買いの勢いが弱まった。市場関係者は「短期的には売られすぎだが、米政府の相互関税や米重要経済統計の発表を控え上値は重い1日となる」との見方を示した。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は前日比343円63銭高の3万5961円19銭と上昇して始まった。前日の大幅下落に対する自律反発の動きから幅広い銘柄に買いが入っている。

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