〔東京外為〕ドル、149円台後半=米相互関税の発表控えもみ合い(2日午後3時) 2025年04月02日 15時07分

 2日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、トランプ米大統領による相互関税の発表を控えて様子見ムードが強く、1ドル=149円台後半でもみ合っている。午後3時現在は、149円88~88銭と前日(午後5時、149円62~63銭)比26銭のドル高・円安。
 前日の米国時間は、米関税政策への警戒感が根強い中、2月の米雇用動態調査(JOLTS)求人件数と3月の製造業購買担当者景況指数(PMI)がいずれも市場予想を下回ったことから「リスクオフムードが強まり、ドル円の下押し圧力になった」(国内証券)ため、一時は149円を割り込んだ。その後は、大幅安となっていた米国株が水準を切り上げるなどリスクオフムードが和らぐ中、ドルの押し目買いも入り、149円台半ば~後半に値を戻して推移した。
 東京早朝には、ベッセント米財務長官が相互関税に関し、「米政府が提示する税率は上限であり、各国は引き下げるための措置を講じることができる」旨の発言をしたと一部で伝えられ、149円90銭近くまで上昇。仲値公示に向けては「国内輸入企業によるドル買い・円売りがやや優勢だった」(外為仲介業者)といい、150円に迫る場面もあった。
 ただ、トランプ氏が日本時間3日午前5時に詳細を公表するとされる相互関税に関する情報は錯綜(さくそう)しており、「最終的な内容を見極めたいとのムードは強く、積極的な取引は手控えられている」(FX業者)という。午後は新規の材料に乏しい中、狭いレンジでもみ合っている。
 ユーロは正午に比べ対円、対ドルで強含み。午後3時現在は、1ユーロ=161円71~72銭(前日午後5時、161円58~61銭)、対ドルでは1.0789~0789ドル(同1.0800~0801ドル)。

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