〔ロンドン外為〕円上昇、144円台前半(4日午前10時) 2025年07月04日 18時28分
【ロンドン時事】週末4日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、利益確定や持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢となり、1ドル=144円台前半に上昇した。午前10時現在は144円29~39銭と、前日午後4時(145円05~15銭)比76銭の円高・ドル安。
米国の関税発動期限が迫る中、貿易交渉の先行きに不透明感が漂っていることも、円買い・ドル売りを後押しした。円高水準に切り上がった流れを引き継いだロンドン市場では、144円30銭台を中心とするレンジ内での取引となった。米国市場が3連休となり、様子見ムードから積極的な売買は手控えられている。
対ユーロは1ユーロ=169円91銭~170円01銭(前日午後4時は170円49~59銭)と、58銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1770~1780ドル(同1.1749~1759ドル)。
ポンドは1ポンド=1.3659~3669ドル(同1.3642~3652ドル)。