〔ロンドン外為〕円下落、142円台後半(30日午前10時) 2025年04月30日 18時16分

 【ロンドン時事】30日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、トランプ米政権による保護主義的政策の一部後退を背景に円売り・ドル買いが優勢となり、1ドル=142円台後半に下落した。午前10時現在は142円85~95銭と、前日午後4時(142円32~42銭)比53銭の円安・ドル高。
 市場はトランプ政権が自動車部品に対する関税の一部免除措置を打ち出したことを好感。リスクを取る動きの高まりからドルが買い戻され、円は軟化した。
 対ユーロは1ユーロ=162円38~48銭(前日午後4時は162円01~11銭)と、37銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1366~1376ドル(同1.1377~1387ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.3364~3374ドル(同1.3384~3394ドル)。

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