〔米株式〕NYダウ続落、165ドル安=ナスダックも安い(2日午前) 2025年04月02日 23時12分
【ニューヨーク時事】2日午前のニューヨーク株式相場は、トランプ米大統領による相互関税の発表を控えた警戒感から売りが先行し、続落している。午前10時現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比165.29ドル安の4万1824.67ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が57.31ポイント安の1万7392.58。
トランプ氏はこの日午後4時からホワイトハウスで演説し、貿易相手国に同水準の関税を課す相互関税の詳細を発表する。米メディアによると、巨額の貿易赤字是正に向け、「米国史上最大規模の関税賦課」になる見通しだ。ただ、具体的な手法については、国・地域ごとに関税率を設定する案、ほぼすべての輸入品に一律20%の関税をかける案など複数案が取り沙汰されているものの、まだ詳細は見えず、投資家は警戒姿勢を強めている。
一方、米民間雇用サービス会社ADPが朝方発表した3月の全米雇用報告では、非農業部門の就業者数が前月比15万5000人増加。市場予想(11万5000人増=ロイター通信調べ)を上回り、労働市場が底堅さを維持していることを示唆する内容だった。
個別銘柄を見ると、アムジェン、メルクなどヘルスケア関連の一角が軟調。半面、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェースなどの金融はしっかり。電気自動車(EV)大手テスラは2.4%下落。マスク最高経営責任者(CEO)の政治干渉が反発を招き、1~3月期の世界販売台数が3四半期ぶりにマイナスとなった。