音楽会で震災復興祈念=「癒やされる」、先住民も参加―台湾・花蓮 2025年04月03日 19時33分

【花蓮(台湾)時事】台湾東部・花蓮沖で発生した最大震度6強の地震から1年に当たる3日、花蓮県主催の音楽会が中心都市の花蓮市で開かれた。地震の影響で客足が落ちた観光業の回復や震災復興を祈念し、舞台後ろのスクリーンには「花蓮加油(頑張れ)」の文字が映し出された。
地元の先住民族・阿美(アミ)族や大学生らが歌や踊り、楽器の演奏を披露し、200人以上の観客が訪れた。花蓮市に住む元公務員、陳鳳美さん(65)は「住民は1年間つらかったけど、音楽で心が癒やされる」と喜び、「多くの人が観光に来て花蓮を応援してほしい」と語った。
花蓮県観光処の余明勲処長は「この日に開催したのは音楽を通じて励ましや希望を伝えるため」と説明。花蓮の観光名所、太魯閣(タロコ)渓谷は地震による落石などで復旧していないが、余処長は「太魯閣以外にも多くの大自然、きれいな景観があることを知ってほしい」と訴えた。