〔NY外為〕円、149円台前半(2日朝) 2025年04月02日 22時12分
【ニューヨーク時事】2日午前のニューヨーク外国為替市場では、トランプ米大統領による相互関税の発表を控えて様子見姿勢が強まる中を円買い・ドル売りが先行し、円相場は1ドル=149円台前半に上昇している。午前9時現在は149円10~20銭と、前日午後5時(149円58~68銭)比48銭の円高・ドル安。
トランプ氏はこの日午後、ホワイトハウスで行う演説で、貿易相手国に同水準の関税を課す相互関税の詳細を発表する。すべての国が対象となるとみられており、米メディアによると、関税や非関税障壁を考慮し、国・地域ごとに関税率を設定する方法や、ほぼすべての輸入品に一律20%の関税を課す案など、複数案が浮上している。3日には輸入車に対する追加関税の適用も開始する予定。これら関税措置の内容を見極めたいとの思惑が広がる中、米長期金利が低下し、円買い・ドル売りが先行している。
一方、米民間雇用サービス会社ADPが朝方発表した3月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数(季節調整済み)は前月比15万5000人増と、市場予想(11万5000人増=ロイター通信調べ)を上回った。発表後、円は上げ幅を拡大する場面もあった。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0820~0830ドル(前日午後5時は1.0787~0797ドル)、対円では同161円30~40銭(同161円44~54銭)と、14銭の円高・ユーロ安。