〔東京外為〕ドル円、149円台後半=米相互関税の発表控え小動き(2日午後5時) 2025年04月02日 17時10分
2日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、トランプ米大統領による相互関税の発表を控えて様子見ムードが強まり、1ドル=149円台後半で小動きとなった。午後5時は、149円65~65銭と前日(午後5時、149円62~63銭)比03銭のドル高・円安。
前日の米国時間は、米関税政策への警戒感が継続していたのに加え、相次ぐ弱い米経済指標を受けてリスク回避姿勢が強まり、ドル円は一時149円を割り込んだ。その後は、大幅安となっていた米国株が水準を切り上げるなどリスクオフムードが和らぐ中、ドルの押し目買いも入り、149円台半ば~後半に値を戻して推移した。
東京時間の早朝には、ベッセント米財務長官が相互関税に関し、「米政府が提示する税率は上限であり、各国は引き下げるための措置を講じることができる」旨の発言をしたと一部で伝えられ、149円90銭近くまで上昇。仲値公示に向けては「国内輸入企業によるドル買い・円売りがやや優勢だった」(外為仲介業者)といい、150円に迫る場面もあった。ただ、トランプ氏が日本時間3日午前5時に詳細を公表するとされる相互関税に関する情報は錯綜(さくそう)し、「最終的な内容を見極めたいとのムードは強い」(FX業者)とされ、午後は新規の手掛かり材料も乏しい中、積極的な取引は手控えられた。
午後3時すぎには「いったん150円にタッチし、達成感から利益確定売りが出た」(邦銀)という。さらに、欧州株が総じて安寄りしたことで再びリスクオフムードが強まったとされ、終盤は一時149円60銭前後まで水準を切り下げた。
ユーロは対円、対ドルで小幅安。午後5時現在、1ユーロ=161円49~51銭(前日午後5時、161円58~61銭)、対ドルでは1.0791~0792ドル(同1.0800~0801ドル)。