〔ロンドン外為〕円、149円台後半(21日正午) 2024年10月21日 20時18分

 【ロンドン時事】週明け21日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、時間外取引の米長期金利上昇を眺めた円売り・ドル買いが優勢となり、1ドル=149円台後半に下落した。正午現在は149円89~99銭と、前週末午後4時(149円55~65銭)比34銭の円安・ドル高。
 円は、米金利上昇を背景にじり安に推移。ただ、150円台に付けると下値は底堅く、下げ幅をやや縮小した。市場では、来月に控える米大統領選でトランプ氏の再選を織り込んだ取引もみられ、円売り・ドル買いを下支えしている。
 対ユーロは1ユーロ=162円60~70銭(前週末午後4時は162円82~92銭)と、22銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0842~0852ドル(同1.0852~0862ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.3018~3028ドル(同1.3030~3040ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8637~8647フラン(同0.8648~8658フラン)。

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