〔ロンドン外為〕円、161円台後半(2日正午) 2024年07月02日 20時12分

 【ロンドン時事】2日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、午後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言内容を見極めたいとの思惑から積極的な取引は手控えられ、1ドル=161円台後半で推移した。正午現在は161円56~66銭と、前日午後4時(161円61~71銭)比05銭の円高・ドル安。
 円相場は、方向感なく、売り買いの交錯した海外市場の流れを引き継いだ。午後に欧州中央銀行(ECB)主催のECBフォーラムでパウエル議長やラガルドECB総裁の発言を控えるほか、週末の米雇用統計にも注目が集まっており、市場は様子見ムードが広がっている。
 対ユーロは1ユーロ=173円15~25銭(前日午後4時は173円42~52銭)と、27銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0712~0722ドル(同1.0725~0735ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2637~2647ドル(同1.2641~2651ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9033~9043フラン(同0.9035~9045フラン)。

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