物価安定確信「そう遠くない」=利下げ適切に―米FRB議長 2024年03月08日 06時38分

 【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は7日、連邦議会上院銀行委員会の証言で、インフレ率が目標の2%へ持続的に低下するとの確信をさらに得られるまで「そう遠くない」と明言した。物価安定の回復を確信すれば利下げ実施が適切となり、「リセッション(景気後退)に至らずに済む」と語った。
 パウエル氏はまた、経済が順調に推移すれば利下げを「年内に開始できる」との見解を維持した。 

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