カンボジア「米と関税合意」=共同声明を近く公表 2025年07月04日 19時34分

カンボジア・プノンペンの縫製工場で働く人々=2020年7月(EPA時事)
カンボジア・プノンペンの縫製工場で働く人々=2020年7月(EPA時事)

 【バンコク時事】カンボジア政府は4日、米国と相互関税を巡る貿易協定の枠組みに関する共同声明案で合意したと発表した。関税率はまだ明らかにされていない。近く共同声明の内容を公表するという。
 トランプ米大統領は4月、カンボジアに対し、東南アジア諸国連合(ASEAN)では最も高い49%の相互関税を課すと発表。カンボジアは主に縫製品を米国に輸出しており、2024年は米国にとって約96億ドル(約1兆3800億円)の貿易赤字だった。
 カンボジア政府によると、スン・チャントル副首相が4日、米通商代表部(USTR)の担当者とオンラインで協議した。 

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