〔NY外為〕円、156円台後半(6日朝) 2025年01月06日 23時26分
【ニューヨーク時事】週明け6日午前のニューヨーク外国為替市場の円相場は、トランプ次期米政権が打ち出す関税強化策が一部に限定されるとの報道を受け円買い・ドル売りが先行し、1ドル=156円台後半に上昇している。午前9時現在は156円60~70銭と、前週末午後5時(157円24~34銭)比64銭の円高・ドル安。
一部の米メディアは、トランプ次期大統領が重要な輸入品のみに一律の関税導入を検討していると報道。これをきっかけに、金利上昇圧力が従来予想よりも限定的にとどまるとの見方からドルを売って円を買う動きが急速に強まった。円は一時156円20銭台に上昇する場面があった。
今週は10日に12月の米雇用統計の発表を控えており、市場の注目が集まっている。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0410~0420ドル(前週末午後5時は1.0304~0314ドル)、対円では同163円10~20銭(同162円15~25銭)と、95銭の円安・ユーロ高。