〔NY外為〕円、157円台後半(7日朝) 2025年01月07日 23時21分
【ニューヨーク時事】7日午前のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の高止まりを背景に円売り・ドル買いがやや優勢となり、円相場は1ドル=157円台後半で小動きとなっている。午前9時現在は157円60~70銭と、前日午後5時(157円57~67銭)比03銭の円安・ドル高。
この日のニューヨーク市場は、157円70銭台で取引を開始。米長期金利の上昇を背景に、海外市場で優勢となった円売り・ドル買いの流れが継続している。
トランプ次期米大統領は前日、関税強化策が一部に限定されるとの報道を否定。トランプ氏が広範な関税強化に乗り出せばインフレ高進につながるとの連想から、この日も円を売ってドルを買う動きが先行している面もある。
ただ、米サプライ管理協会(ISM)による昨年12月のサービス業購買担当者景況指数(PMI)や11月の米雇用動態調査(JOLTS)の発表を午前に控え様子見気分も強く、積極的な商いは手控えられている。
ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0390~0400ドル(前日午後5時は1.0385~0395ドル)、対円では同163円80~90銭(同163円73~83銭)と、07銭の円安・ユーロ高。