製造業景況感、3期連続改善=自動車回復が顕著、中小にも波及―非製造業32年ぶり高水準・12月日銀短観 2023年12月13日

 日銀が13日発表した12月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業でプラス12と、前回9月調査のプラス9から3ポイント改善した。自動車生産の回復が幅広い業種に波及し、3四半期連続の改善となった。大企業非製造業も3ポイント改善のプラス30と、1991年11月以来、32年1カ月ぶりの高水準。コロナ禍で抑えられた経済活動の正常化を背景に7期連続で改善した。
 DIは、業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」を引いて算出する。調査期間は11月9日から12月12日。 

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